ヴォイニッチの科学書 |
2004年 01月10日更新 | Chapter-22「火星探査車・スピリット」
アメリカが7年ぶりに火星に送り込んだ探査車「スピリット」は無事着陸を果たし、今後の観測成果が期待されますが、今週は「スピリット」の性能を中心に火星探査について紹介します。 | | |
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2003年 12月20日更新 | Chapter-21「酒酔いのメカニズム」
飲酒で吸収されたアルコールは肝臓で分解され無毒化されますが、ビール1本を最終的に二酸化炭素と水に分解するために平均的な日本人の場合、3時間を要します。飲酒が度を過ぎると悪酔いや二日酔いが生じますが、これはお酒が二酸化炭素と水に分解される途中で出来るアセトアルデヒドと呼ばれる物質が血液中に蓄積してしまうことが原因です。今回の放送では酒酔いはなぜ起こるのかを解説し、飲酒の機会が増える年末年始を楽しく乗り切るノウハウもお伝えします。 | | |
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2003年 12月06日更新 | サラマンダーは相手の浮気を許さない
両生類としてはきわめて希な一夫一婦制の習性を持つ背赤サラマンダーにおいて、浮気をしたパートナーを浮気をしていないパートナーが激しく攻撃する習性があることが発見されました。この行動は、自分の食料や領地を守るために獲得した性質ではないかと考えられています。
シリーズ今週の人工衛星・第5回
熱帯雨観測衛星「TRMM」
私たちが生きていくために雨は欠くことは出来ませんが時には災害の原因ともなります。地球規模で降雨を観測することは重要なことですが、熱帯地方には地上に十分な観測点を設置することが出来ません。そこで、宇宙から熱帯地域の降雨状況を監視するために打ち上げられたのがこのTRMMです。 | | |
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2003年 11月29日更新 | Chapter-19
結核の薬が高所恐怖症治療を手助け
結核治療薬である「D-サイクロセリン」は、結核菌の細胞壁を合成する作用を阻害する治療薬ですが、高所恐怖症治療の前にこのD-サイクロセリンを飲むことによってその効果が数倍にまで高められることがアメリカ神経科学界で報告されました。
シリーズ今週の人工衛星
第2回 民生部品・コンポーネント実証衛星 「つばさ」 | | |
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2003年 11月22日更新 | Chapter-18 新聞ニュース斜め読み
・南極観測船「しらせ」の後継船の建造予算を確保しよう
・情報収集衛星29日打ち上げ
・日本のすばる望遠鏡が宇宙誕生から9億年後の姿を留めた銀河を発見
・太陽系から最も近い銀河は銀河系の中心より近いところにある
・ボイジャー1号、いよいよ星間空間へ
・アンデスに巨大望遠鏡プロジェクト
・今週の人工衛星第2回「電波天文衛星 はるか」 | | |
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2003年 11月08日更新 | Chapter-17「恐竜もガンにかかっていたらしい」
アメリカの研究者が北アメリカの多くの博物館に保管されている恐竜の骨についてX線検査を行った結果、ハドロサウルス(カモノハシリュウ)の多くがガンにかかっていたことを明らかにしました。 | | |
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2003年 10月18日更新 | | | |
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2003年 10月11日更新 | ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの研究成果によると、小さな数字を認識する能力は男性よりも女性の方が優れているらしいことがわかりました。
これまで、5あるいは6以下の小さな数字を認識する脳の仕組みと、大きな数字を認識する脳の仕組みは全く異なっていることが予測されていました。今回、そのメカニズムを研究する過程における実験で、小さい数字を認識する速度は男性よりも女性の方が1割も早いことがわかり、数字を脳が取り扱う仕組みについて謎が謎を生む結末となりました。 | | |
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2003年 09月20日更新 | 陸上の長距離・短距離競技において優秀な選手か超一流の選手かを見分ける基準となる遺伝子が発見されました。
この遺伝子は筋肉のタンパク質をコードしている「ACTN」と呼ばれるもので、短距離走者は「ACTN3」という型を持ち、長距離走者は「ACTN2」という別のタイプを持っていることがわかりました。
さらに、超一流選手になると、それぞれ「ACTN2」または「ACTN3」を2組持っていることがわかり、選手の能力とこの遺伝子の状態に関係があるようだと研究者は言っています。 | | |
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2003年 09月13日更新 | 近くにいる人があくびをしたとたんに自分にもそれがうつってしまったという経験は誰しもあるものと思いますが、最新の研究によるとあくびは親切な人にうつるらしい事がわかりました。
また、酸欠状態になるとあくびが発生するという俗説も科学的な実験によって否定され、いまだあくびの機能やメカニズムについては謎のままとなっています。 | | |
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2003年 09月06日更新 | ニキビは試験のストレスでも悪化する
スタンフォード大学において、大学生19名を対象にした研究でニキビの悪化と定期試験のストレスとの間に相関関係がある事がわかりました。今週はこの報告の紹介とともにニキビの原因やその対策を紹介します。 | | |
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2003年 08月30日更新 | 朝型人間・夜型人間は遺伝子で決まっている
「健康のために朝型の生活を送りましょう」などとよく言われますが、その人が朝型であるか夜型であるかはどうやら遺伝子によって決められているらしい事が最近の研究でわかりました。
前向きな生活を送っていると風邪を引きにくい
面接によって志願者を前向きで穏やかな人と神経質で怒りっぽい人に分けた上で風邪のウイルスをそれぞれに注射したところ、前向きで穏やかな人は風邪を発症しにくい事がわかりました。「病は気から」はどうやら科学的にも確かなようです。 | | |
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2003年 08月23日更新 | 科学温故知新「ウィルヘルム・レントゲン」
ドイツ生まれのウィルヘルム・レントゲンはX線の発明で最初のノーベル物理学賞を受賞しました。
ガラス管の中に電極を封じ込めそこに電圧を徐々にかけると最初は何も起こらないけれどその中を真空度にしてやると放電が起きるという真空放電現象を研究している最中に、離れた机の上に置いてあった蛍光塗料を塗った紙が光っている事に気づき、これが当時まだ発見されていなかったX線の仕業であることを突き止めました。
X線研究の過程でかれは、人体を通り抜けたX線は骨の影を作り出す事に気づき、この発見がX線を医療分野で一気に有用な書く事出来ない地位へ押し上げました。 | | |
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2003年 07月26日更新 | 夏休みの自由研究はブラインシュリンプはいかが? | | |
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2003年 07月19日更新 | ヒトクローンは作れない
最新の研究によってヒトクローンは作ることが出来ないらしいことが明らかになりました。
卵細胞から核を抜き取り、そこに他の個体から核を移植するクローン技術は小動物や牛などでは比較的多くの成功例がありますが、霊長類においては卵細胞から核を抜き取る際に失われるある種の成分が細胞の正常な分裂に必須であり、しかも霊長類においては一度失われたこの成分は二度と補充されることがないと思われます。
したがって、核を抜き取られた卵細胞は細胞分裂の際に染色体を上手に二分することが出来ず、異常な成長を示すことが予想されます。 | | |
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2003年 07月12日更新 | 男性の脇の下のにおいで女性はリラックスする??
女性ボランティアに6時間男性の脇の下のにおいの成分をかぐ実験をしたところ、女性の多くは緊張がゆるみリラックスした気分になると同時に、妊娠を司る黄体ホルモンの分泌が盛んになったという実験結果がアメリカの研究者によって発表されました。
このことは現代人も狩猟生活を送っていた人類の祖先の男女関係の仕組みを温存したまま進化してきたことを暗示しています。 | | |
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2003年 06月28日更新 | Chapter 6 科学温故知新「早川徳次(はやかわ・のりつぐ)」
1881年に山梨県で生まれた早川のりつぐは早くから鉄道事業を志し、33歳のこり視察で訪れたロンドンの地下鉄網における充実ぶりに大きく影響を受けた。
1年間の地下鉄研究の後、日本において初めての地下鉄を上野−浅草間で開業した。当時としては画期的な自動改札機を駅構内に設置したり、車両には自動ドアや自動列車停止装置などを装備する世界でも最も優れた鉄道設備を日本に導入した地下鉄の礎を築いた人物となったが、ライバル会社との経営権抗争に敗れ不遇の晩年を送った。 | | |
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2003年 06月14日更新 | 夏服はなぜ白いのでしょうか?
空はなぜ青く見えるのでしょうか?
ヒマラヤの頂上でも同じように空は青いのでしょうか? | | |
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2003年 06月07日更新 | 早期老化の遺伝子が見つかった
ハッチンソン・ギルフォード早老症候群は1886年に初めて報告された疾患で、この病気の患者は、正常人の10 倍ものの速度で老化していくように見えることが特徴です。子供でも皮膚が衰えてしわが寄り、髪の毛が抜け、成長が遅くなり、そして関節のこわばりや股関節脱臼など、老人でよく見られる慢性的な不調が起こりやすくなります。そして、患者のほとんどが13 歳までに死亡するが、死因は老年期の疾患である心臓発作や卒中であることが多いことが知られています。今回、この症候群の遺伝的な原因が発見され、診断法と治療法の開発に役立つだろうと期待されています。 | | |
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2003年 05月31日更新 | 今週は「サイエンスニュースフラッシュ」です。
・急激にDNAを変化させて都会生活に対応
・お腹がすいているものがリーダーになる
・マグロが減っている??
・言語もレッドデータブックに入れた方が・・・
・海面が5メートル上昇するかも
・シャンパンの気泡は大切です
・自身に関する教科書の記述が変わるかも
・脳を乗っ取って宿主を操作 | | |
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2003年 05月24日更新 | Chapter2:科学温故知新【高柳健次郎】
1926年に世界で始めて全電子式テレビを開発し、ブラウン管を使用した受像装置で「イ」の字を映し出す事に成功した。今日のテレビ技術をゼロから独力で開発し、晩年はVTRの開発に取り組み、VHSの開発を後進にゆだねた。 | | |
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2003年 05月17日更新 | Chapter 1
テーマ:宇宙の起源へ挑む
NASAが宇宙の年齢は137億歳と算出しました。これまで宇宙年齢は120〜150億年の間で確定していなかったものですが、マイクロ波非等方性探査衛星WMAP(ダブリューマップ)の観測結果によりほぼこの問題に結論が出ました。 | | |
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