ヴォイニッチの科学書 |
2007年 11月10日更新 | Chapter-180 サイエンスニュースフラッシュ2007年10月号
・世界初の人工衛星「スプートニク1号」打ち上げ50周年
・人を助けるロボット日本で初めて天然ダイヤモンドが見つかった
・光の速度で飛行する鏡を開発
・ヘリコバクター・ピロリは人間の細胞の更新能力を乗っ取っていた
・マングースに水銀が謎の蓄積
・アルツハイマーになりたくなかったら勤勉で実直な生活をしましょう
・似たような話で人間関係と心臓病 |  | |
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2007年 11月03日更新 | Chapter-179 2007年ノーベル化学賞
2007年ノーベル化学賞は金属触媒を原子レベルで解明した独マックスプランク協会フリッツ・ハーバー研究所のゲルハルト・エルトゥル名誉教授に授与されると発表されました。
触媒とは、あるものを別のものに化学的に変換する際に、その反応がより速やかに進行するよう手助けをする物質のことです。身近な例では、自動車が排気ガスを排出するマフラーには、排気ガスに含まれ一酸化炭素やNOxを分解して、排気をきれいにする化学反応を速やかに進行させるために白金、パラジウム、ロジウムなどを主成分とする触媒が使用されています。 |  | |
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2007年 10月27日更新 | hapter-178 2007年ノーベル物理学賞
2007年10月9日にノーベル物理学賞が発表されました。対象となった研究は「巨大磁気抵抗効果の発見」です。私たちがハードディスク内蔵のノートパソコンを使えるようになったのも、iPodがこの世に登場したのも、カーナビゲーションが駐車場の場所まで教えてくれるようになったのもすべてこの発見の成果です。 |  | |
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2007年 10月20日更新 | Chapter-177 2007年ノーベル・生理学医学賞
2007年10月8日にノーベル生理学・医学賞が発表されました。受賞理由は、マウスの遺伝子の特定の場所を操作することによって、目的とする機能を失わせた実験用動物を作る技術をES細胞をもちいて発明したということで、この技術によって人間の病気の仕組みの解明や治療薬の開発方法が大きく前進しました。
http://nobelprize.org/nobel_prizes/medicine/laureates/2007/ |  | |
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2007年 10月06日更新 | Chapter-176 サイエンスニュースフラッシュ2007年9月
・100億年前のスターバーストを発見
・火星表面の黒い丸(続報)
・ゴリラと人類はいつ別れたのか
・ブドウのゲノムが解読されました
・もうひとつ遺伝子解読のお話
・光を使った情報処理回路の実現にまた一歩近づいた
・光るナノチューブ |  | |
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2007年 09月29日更新 | Chapter-175 ディスレクシア
ディスレクシアは知的能力は正常であるにもかかわらず、文字が読めないという病気で発症のメカニズムも医薬品や外科的手術による治療方法も見つかっていません。ディスレクシアは先天的なもので、小学校に入学し授業を受けるのに支障が生じることによって親や教師が子供の異常に気づくケースがほとんどです。アメリカでの発症率は文献により差があるものの10〜15パーセントと非常に高いことが知られています。日本では詳細な調査は行われていませんが、音読が上手にできない小学生のうちの半分はディスレクシアであるという説や、小学生の7〜10パーセントがディスレクシアであるという説などがあります。 |  | |
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2007年 09月22日更新 | Chapter-174 シリーズ今週の人工衛星「WMAP」
宇宙は宇宙マイクロ波背景輻射に満たされています。宇宙誕生直後、電子は空間を高密度で自由に飛び交っていました。密度の高い電子によって光でさえ進路を妨害されて前に進むことができませんでした。宇宙誕生から38万年が経過した頃、陽子が自由電子を捕獲して水素原子を作ったことにより、電子が原子核の周辺に集められ空間に隙間ができました。その結果、光は散乱されることがなく、直進することができるようになったのですが、宇宙マイクロ波背景輻射はそのときの光がその後宇宙の膨張と共に希釈されたものです。
WMAPは宇宙マイクロ波背景輻射を宇宙空間から観測することを目的とした人工衛星ですが、その成果として最も有名なのは宇宙の年齢の決定です。最新の解析結果では宇宙の年齢は137億3000万歳とされています。 |  | |
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2007年 09月15日更新 | Chapter-173 塗り絵は脳を活性化させるか?
人口の高齢化が進む中、脳機能維持は大きな問題となっていますが、塗り絵やなぞり書きが脳の機能維持や向上に役立ち、ある種の神経性疾患の治療にも役立つのではないかと最近注目を集めています。
一方、現代社会では多くの人がストレスに苦しんでいます。塗り絵はストレス解消にも非常に効果的であると最近考えられるようになってきました。ストレスの原因は数え上げればきりがなく、睡眠不足、疲労、食欲不振、病気など内面的なもの、騒音、振動、温度、悪臭など物理あるいは化学的なもの、家族関係や職場環境など精神的なものがあります。ストレスはひとまとめにしてストレス症候群と呼ばれる全身のあらゆる臓器に影響を与えその機能を低下させたり異常を起こしたりすることが知られており、脳も大きな影響を受けています。 |  | |
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2007年 09月08日更新 | Chapter-172 サイエンスニュースフラッシュ 2007年8月号
・日本の一番暑い日
・その前日は北極の氷が最小に
・葛飾北斎も使ったプルシアンブルーで冷房効率改善
・細胞もゴミは分別している
・直感の解明に挑む
・「かぐや」打ち上げ日程が決定
・「はやぶさ」も順調に飛行中
・「フェニックス」打ち上げ成功
・太陽が4つの世界 |  | |
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2007年 08月25日更新 | Chapter-171 日本の十大発明家の中の5大発明家
豊田佐吉 木製人力織機・自動織機
御木本幸吉 養殖真珠
高峰譲吉 アドレナリン
池田菊苗 グルタミン酸ソーダ
鈴木梅太郎 ビタミンB1
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