ヴォイニッチの科学書 |
2008年 03月29日更新 | Chapter-196
干からびた生物が元どおりに生き返るメカニズムを物質科学の手法で解明
生物の体の60〜70%は水でできています。水は生命の維持に必ず必要ですので、脱水状態になると普通の生物は死んでしまいます。けれど、ヴォイニッチの科学書2006年11月18日 Chapter-136で紹介したクマムシや、今回紹介するアフリカ中部に生息する血を吸わない蚊の仲間、ネムリユスリカの幼虫はほぼ完全に脱水しても死なずに、乾燥に耐えることができます。その仕組みはいったいどのようなものなのでしょうか。 | | |
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2008年 03月15日更新 | Chapter-195「国際宇宙ステーションと日本の実験モジュールきぼう」
今回宇宙空間に上げた船内保管室は直径4.4m、長さ4.2m、重さ4.2tの円筒型で、日本初の有人宇宙基地になります。船内保管室は、打上げ時には実験ラックなどを運ぶためのコンテナとして使用され、軌道上では主に保管庫として使用されます。内部には、システム機器、実験装置などのメンテナンスに必要なツールや、実験試料、そして万が一の機器の故障時に備えて予備品などを保管しておきます。 | | |
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2008年 03月08日更新 | Chapter-194 サイエンスニュースフラッシュ 2008年2月
・バイオ燃料の弱点
・過労になると脳下垂体細胞が次々と死滅
・成体マウスの肝および胃細胞からの多能性幹細胞樹立に成功 | | |
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2008年 03月01日更新 | Chapter-193 ビーナスエクスプレス
欧州宇宙機関が2005年に打ち上げた金星探査機ビーナスエクスプレスは地球とよく似た金星が地球とは全く異なる気候になってしまったことに代表される金星の謎を解明することを目的とした探査機です。ビーナスエクスプレスは2001年に計画に着手し、わずか4年後の2005年11月に打ち上げられ、金星の軌道に投入されたのは翌年2006年の4月のことでした。 | | |
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2008年 02月23日更新 | Chapter-192 脳機能に関する最新研究
脳では非常に複雑な情報処理が行われています。例えば、脳の中の海馬という場所は記憶をつくる役目を担っていますが、記憶の手掛かりとなる臭いや眼で見たものは細胞の先端で情報処理されますし、処理された情報は細胞の根っこのあたりでやり取りが行われることが解剖学的な研究からわかっています。このように情報のやり取りを行う場所が機能ごとに別れていますので、同じ機能に関する情報を使う神経細胞は同じ場所に集まってしまうわけですが、これが上手に束ねられているということです。 | | |
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2008年 02月09日更新 | Chapter-191
サイエンスニュースフラッシュ2008年1月号
・日本も宇宙望遠鏡打ち上げへ
・レアメタル問題その後
・時間が減速している:「宇宙膨張は加速」を疑う新説
・マウスiPS細胞で角膜再生
・DNAを人工的に完全合成 | | |
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2008年 02月02日更新 | hapter-190
調弦理論でブラックホール内部の構造が明らかになった
ブラックホールを直接観測することはまだ成功していませんので、これまでその内部がどのようになっているのかは全くの謎でした。ところが、最近、素粒子の究極理論とされる超弦理論(ちょうげんりろん)を用いてブラックホールの内部構造をコンピューターシミュレーションすることに成功した研究者が現れました。 | | |
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2008年 01月26日更新 | Chapter-189「すすが地球環境に与える影響」
地球温暖化は人類がこれまで直面したことのない地球環境上の問題です。その原因は人間の経済活動によって排出された、二酸化炭素に代表される温室効果ガスの増大であることがわかっています。ところが、最近の研究で、二酸化炭素などのこれまでよく知られた温室効果ガスの他に、専門家が呼ぶところのブラックカーボン、私たちの言葉で言うと「スス」が地球温暖化に大きく関わっていることがわかってきています。 | | |
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2008年 01月19日更新 | Chapter-188「日本人が発明した垂直磁気記録」カセットテープ、フロッピーディスク、カセットテープ、キャッシュカード。これらのメディアはこれまで磁気テープやディスクに塗られた磁性体をN極とS極がメディアの水平方向に生じるような磁化を行って記録されていました。ところが、ここ数年で大容量ハードディスクを中心にディスクに対して縦方向にN極とS極を配置する垂直磁気記録という方式に移行しています。ハードディスクの2007年出荷分のうち75パーセントがこの垂直磁気記録になっており数年以内に100パーセント置き換わるだろうと言われています。 | | |
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2008年 01月12日更新 | Chapter-187 サイエンスニュースフラッシュ2007年12月号
・地震発生分布、「ひずみ集中帯」と一致せず 東大地震研が新説
・二酸化炭素を地中に埋めて温暖化を防ぐ
・寝る前のメールチェックで不眠症に
・脊髄損傷からの機能回復段階における脳の変化をサルで確認
・われわれに身近な「月」は、稀な存在か?
・「そぼ降る雨」減り「スコール型」に | | |
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