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* ヴォイニッチの科学書
番組アイコン 科学技術コミュニケーター中西貴之とアシスタントBJが最新の科学情報をインターネット放送局「くりらじ」からけっこうわかりやすくお届けするネットラジオ科学情報番組です。
オフィシャルサイトhttp://obio.c-studio.net/science/
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 中西 貴之、BJ

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ヴォイニッチの科学書
2010年
05月01日更新
▼Muse細胞:第3の多能性幹細胞、皮膚から発見
 大人の皮膚や骨髄の中に、さまざまな細胞になる能力を持つ多能性幹細胞があることを、東北大と京都大などの研究チームが発見し、分離・培養に成功しました。「Muse(ミューズ)細胞」と命名されたこの細胞はES細胞、iPS細胞に続く多能性幹細胞の可能性があります。既知の2種類に比べ増殖率は劣るものの、がん化の恐れは低い可能性があり、医療への応用が期待されます。
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MP3(1部/1.58MB)
2010年
04月24日更新
腸管関連リンパ組織内に共生する細菌群の発見および共生機構の解明
 東京大学の研究チームが腸管粘膜のパイエル板(消化管での生体防御の主役を果たしている免疫反応を担うリンパ節組織)内に共生する、非常にユニークな細菌群を発見したと発表しました。細菌は外来生物ですので、本来ならば免疫系によってこれらの細菌群は除去されるはずですが、人間側は巧妙な免疫システムを備えることで共生細菌を偽自己化という仕組みでコントロールしています。今回の研究でパイエル板内部の共生細菌群を免疫系は特異的に認識して細菌の存在をパイエル板限定となるようコントロールしていることがわかりました。全身に細菌が一切存在しない無菌マウスにパイエル板共生菌を植え付けたところ、全身性の細菌感染はなく、パイエル板組織内でのみで移植した細菌が検出されたことから、ほ乳類は特定の細菌群をパイエル板に共生させる仕組みを持っているようです。
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MP3(1部/3.12MB)
2010年
04月17日更新
新しい本の紹介もかねて再生について
 人間での組織再生・自然治癒はたとえば、けがをした傷口が自然にふさがるとか、出血をしても血液がひとりでに補充されるとか、骨折が自然に治るとか、アキレス腱が切れても自然に治るとか、こういったことは自分自身や身近な人の体験として知っている人も多いことと思います
 ところが、動物界一般を見渡すと、人間を超える自然治癒能力を持っている動物は珍しくないのです。たとえばイモリやサンショウウオ、ウーパールーパーのような有尾両生類は手や足を切断されても再生します。また、プラナリアと呼ばれる目や手も足もない小さな生物は非常に強力な再生能力を持っていて、たとえばプラナリアを3つに切断すると、それぞれの断片が1匹のプラナリアを再生し、合計で3匹のプラナリアになります。つまり、頭だった細胞の固まりから内臓もしっぽも作ることができるし、内臓だった細胞から皮膚や目を作ることができる、そんなすごい能力を持っていると言うことです。
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MP3(1部/3.68MB)
2010年
04月10日更新
公転周期がたった5分の連星系
連星系とは二つの恒星がお互いの共通重心を公転している星のことですが、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者らは非常に密度の高い2つの星が、1周わずか5.4分で公転している連星系をかに座で発見しました。
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MP3(1部/1.31MB)
2010年
04月03日更新
大型低温重力波望遠鏡計画 
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MP3(1部/1.93MB)
2010年
03月27日更新
雌雄モザイク研究の進展
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MP3(1部/1.21MB)
2010年
03月20日更新
恐竜は隕石の衝突で雑滅下と確定
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MP3(1部/0.83MB)
2010年
03月13日更新
▼NASAが5か年予算案を発表、歴史的な方針転換
 NASAは2011年度から5年間の予算を2010年度より増額し、有人月探査計画を凍結することで基礎技術開発などに注力すると発表しました。予算は2010年度のベースに比べ、2011年度から2015年度までの5年間で、60億ドルの増額となって、総額1000億ドルに達しています。そして、その予算をもとに実施する新たな方針が発表されました。
・ISSの運用期間の延長(2020年か、またはそれ以上)。
・大学や研究機関、国内外の産業界などとの民間協力で新技術の開発
・将来の有人探査を見据えた太陽系の無人探査
・地球の気候とその影響に関する研究
・若者を対象にした、科学・技術・工学・数学の分野の教育プログラム。
有料版は「Chapter281 宇宙ネタ詰め合わせ」
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MP3(1部/1.62MB)
2010年
03月06日更新
▼地下の様子をリアルタイムで観察する技術の開発に着手
 アメリカ国防総省が地球を透視するプロジェクトを立ち上げようとしています。このプロジェクトでは地球の物理特性や化学特性を地下5キロメートルまで表示できるリアルタイム3Dマップのシステムを作ろうとするものです。
有料版は「Chapter280 ウェルナー症候群とウェルナーヘリカーゼ」
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MP3(1部/0.86MB)
2010年
02月27日更新
▼恐竜の全身の体色が初めて解明された
 およそ1億5500年前の羽毛恐竜アンキオルニス・ハックスレイの詳細な体色が明らかになりました。恐竜の全身の色が明らかになったのは初めてのことです。この恐竜はニワトリほどの大きさ、キツツキに似た外見で、その羽は白黒のまだら模様が目立ち、赤褐色、黒、灰色、白の複雑なパターンから成っていました。
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MP3(1部/1.03MB)
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