ヴォイニッチの科学書 |
2010年 07月24日更新 | ▼シロアリの女王フェロモン 正体突き止める 駆除剤に道 岡山大チーム
岡山大の研究者らがシロアリの女王が働きアリの繁殖を抑えるために分泌する「女王フェロモン」の正体を突き止めたと発表しました。シロアリの巣では女王が卵を産んで子孫を増やし、働きアリはエサ運びや幼虫の世話などに徹しまる。このしくみは、女王が出すフェロモンが、働きアリが卵を産めるようになるのを妨げるためであると考えられています。 |  | |
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2010年 07月17日更新 | |  | |
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2010年 07月10日更新 | ▼国内にも媒介する蚊が生息
デング熱は、デングウイルスに感染することで発症し、発熱、関節痛、頭痛、皮疹などを生じます。世界では毎年約5000万人が感染していますが、ワクチンはまだ実用化されていません。
有料版本編は Chapter-296「フードケミストリー」と題して食品の化学的作用について紹介しています。 |  | |
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2010年 07月03日更新 | |  | |
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2010年 06月26日更新 | |  | |
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2010年 06月19日更新 | ▼自閉症:遺伝子コピーミスが原因 英大チーム解明
新生児100人に1人の割合で生じるとされる脳の機能障害「自閉症スペクトラム」が、複数の遺伝子のコピーミスから起きる可能性があることが、英オックスフォード大などの研究で分かりました。自閉症スペクトラムは、他者とのコミュニケーションや社会性の発達に遅れが見られます。自閉症のほか、知的障害がなく特異な才能を発揮する「アスペルガー症候群」なども含み、症状の多様さから「スペクトラム(連続体)」と呼ばれます。 研究者らはヨーロッパ人の患者996人と健康な1287人のゲノム(全遺伝情報)を比較。その結果、父と母から一つずつ受け継ぐべき遺伝子が一つ足りなかったり、三つになるコピーミスが、患者は健康な人より平均19%多く、健康な人ではめったに起きない遺伝子で起きていることがわかりました。コピーミスは「コピー数多型(たけい)」と呼ばれ、健康な人では病気のかかりやすさや薬の効き方の個人差として表れる。チームは、鍵となる遺伝子の複数のコピーミスが発症につながるとみている。 |  | |
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2010年 06月12日更新 | ▼合成ゲノムで生きた細菌
人工的に合成した細菌のゲノム(全遺伝情報)を別の細菌の細胞に組み込み、生きた細菌を作ることに成功したと、米国のクレイグ・ベンター博士が率いる研究チームが20日付の米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。ウイルスを人工的に作った例はあるが、ゲノムがより複雑な細菌での成功は世界初という。細胞膜や細胞内の物質は人工合成していないため完全な「人工生命」ではないが、その実現に近づく画期的技術と言える。 |  | |
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2010年 06月05日更新 | ▼始祖鳥や孔子鳥は、木の上から滑空ぐらいしかできなかったかもしれない。
始祖鳥はすでに絶滅した化石動物でジュラ紀後期に出現しました。カラスくらいの大きさで頭骨に長い首が続き、小さな胴に頑丈そうな後肢と長い尾を持っています。前肢が大きく周囲に羽毛の痕も見つかっています。顎には歯がありますが、骨盤は鳥の仲間に似ていて、後肢は恐竜に似ています。羽毛がある以外はは虫類に似ているというこのような形態的特徴から、始祖鳥は鳥類とは虫類の中間的動物と考えられていて、飛行に関しては、羽ばたいて飛ぶことができたという説と、飛ぶことはできたとしても高所から低所への滑空程度のものであったろうという説が提唱されていました。 |  | |
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2010年 05月29日更新 | ボイジャー2号のデータ送信システムに異常
NASAは、2010年4月22日に探査機ボイジャー2号で観測データの送信に異常が発生した、とを発表しました。ボイジャー2号は現在、探査機の状態のみを発信するモードに切り替えられており、原因の究明を含めた復旧作業が進められています。 |  | |
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2010年 05月22日更新 | ▼世界で始めて両生類のゲノムが解読された
カエルの全遺伝情報を、奈良先端科学技術大学院大が加わる国際チームが解読しました。両生類の遺伝情報が解明されたのは今回が初めてです。この情報は魚類から陸上で生活する動物へと進化する道筋の解明に役立つものと期待されています。両生類の仲間には手足が切断されても生えてくるものや、脳がなくなっても再生されるものなど、驚異的な再生能力を持っているものが多いため、遺伝子情報から両生類の再生能力の仕組みを明らかにすることでヒトの再生医療への応用も期待されます。 |  | |
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