Mowton |
2002年 11月11日更新 | 私たちの全身には「冷たい」「暖かい」「熱い」「とっても熱い」のそれぞれの温度を感じる部品が配置されて脳に情報を伝えています。
詳しくは↓
http://obio.c-studio.net/mowton/ | | |
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2002年 11月04日更新 | スイスの研究者らが転換患者の治療を行う過程で、脳のある部位を電気刺激すると患者が幽体離脱に似た経験をすることを発見しました。 | | |
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2002年 10月28日更新 | 今週は青色ダイオードを世界で始めて開発したカリフォルニア大学教授・中村修二先生の講演会を聴講してきましたので、そのときの様子をご紹介します。 | | |
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2002年 10月21日更新 | 反陽子捕捉装置、陽電子蓄積装置、反陽子・陽電子混合反応装置、反水素消滅検出器から構成されるシステムを用いて理論検証可能な量の反水素を作り出すことに成功しました。 | | |
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2002年 10月14日更新 | 今週はノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東大名誉教授とノーベル化学賞を受賞した田中耕一島津製作所主任の受賞理由となった研究についてわかりやすく解説します。 | | |
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2002年 10月07日更新 | ・アルゼンチンで2億1千年前の鳥の足跡が見つかりました。もしこれが本当に鳥ならば最古の鳥である始祖鳥よりも5500万年も時代をさかのぼる発見となります。このあしあとは鳥の足の特徴を持った小型の肉食恐竜のものである可能性もありますが、(1)鳥類に特徴的な親指がある、(2)指の開いている角度が鳥類と一致する、など鳥類の特徴を持っています。
・切り傷ができたときに皮膚の細胞が傷の方向を見分けながら増えていく仕組みが解明されました。わずか0.1mmしか大きさの無い細胞が方向の認識能力を持っていることは驚くべきことです。
・文部科学省はナノテクノロジーを使って病気となった人間の臓器を代替するセンサーや半導体を開発する「ヒューマン・ボディ・ビルディング」計画に着手することを明らかにしました。糖尿病や血圧異常、肝臓疾患などがナノテクノロジーで開発されたメカによって克服されることを目指します。
・カラスがゴミ袋をあさるときに、臭いではなく視覚によって餌の入っているゴミ袋を認識していることが明らかになりました。
・ニュートリノを観測して万物の根源を探るスーパーカミオカンデが学生ボランティアらの尽力で部分復旧しました。 | | |
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2002年 09月23日更新 | ▽脂肪の多い食事と女性の心臓病に直接的な関連があることが、16年間におよぶ研究でほぼ初めて確かめられました。女性が飽和脂肪を1週間に100グラム余分にとると、心臓病のリスクが33%以上増加したということです。冠動脈性心疾患にかかる危険性は、食事に含まれる脂肪の量と関連していると、広く信じられてきましたが、これを医学的に立証しようという研究において明確な結論は出ていませんでした。
▽米国沿岸の沖合いで、藻(も)が生きている魚を食べているかもしれない、と研究者が報告しました。この発見は、米国沿岸の魚の減少は藻の毒素が原因だという、長く信じられてきた考えと対立するものだということです。米国の東海岸では最近、魚の大規模な減少が経済問題となっていおり、原因は、「殺し屋の藻」と呼ばれるある種の藻が作る毒素だとされてきました。しかし、この化学物質はまだ見つかっておらず、さらに、ウイリアム・アンド・メアリー大学バージニア海洋科学研究所の研究によると、魚を殺す藻は、魚を毒で殺すのではなく、食べているのかもしれないというのです。 | | |
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2002年 09月16日更新 | ▽H2Aロケット打ち上げ成功おめでとう
▽ヤモリが天井を走り回ったり、磨き上げたガラスにぴったりくっついたりというすごい能力を発揮できるのは、その足裏に、先がへら状に広がった細い毛が無数に生えているからです。足裏には、ラメラと呼ばれるべたべたした畝があり、さらに畝には、剛毛と呼ばれる毛が50万本程度生えています。さらに一本の毛の先端は100から1000個に分かれて、それぞれが微小なへらの形をしています。このように細かく分かれた先端が壁や床に密着すると、ファンデルワールス力と呼ばれる弱い分子レベルの結合が数十億個形成され、ヤモリの身体を垂直な壁面に吸着させることを可能にします。 | | |
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2002年 09月02日更新 | ▽脳梗塞後も戻る記憶や学習機能
脳梗塞で神経細胞が死んだ後、神経のもととなる細胞を神経細胞に変化させ、学習機能も回復させることに、東大のグループがネズミで成功しました。神経細胞は再生しないと言われてきましたが、近年、脳に神経の元となる神経前駆細胞があることが知られ、再生力の潜在性が注目されていました。しかし、病後に機能まで回復させたのは初めての例です。
▽家族の「体臭」、他人より嫌い!!
親と子は互いの体臭を認識し、赤の他人の体臭より嫌うとの調査結果を、米デトロイトのウェイン州立大学の研究班がまとめました。研究班は「近親相姦(そうかん)を防ぐメカニズム」ではないかと推測しています。
▽野生カキ(牡蠣)から「人食い菌」
肝臓が悪い人などが感染すると、手足が急激に壊死(えし)し、手当てが遅れると数時間から数日で死亡する「人食い菌」ビブリオ・ブルニフィカスが、国内の野生のカキから見つかりました。夏は7割以上、秋は半数が陽性で、水温が低くなる冬でも2%から検出されました。専門家は「肝臓が悪い人は、夏に限らず秋冬も生の魚介類は避けた方が安全だ」と話しています。
▽ヒトの脳には不正行為を見つける専用回路がある
ヒトの脳には不正行為を見つける専用回路があり、それは人種や文化の壁を越えて普遍的なものであることがわかりました。 | | |
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2002年 08月26日更新 | 第54回
▲血栓できる難病の原因発見
血管に血の固まりができる難病が、血小板同士をつなぐたんぱく質を細かく切って固まりが大きくなり過ぎないようにする機能を担っている血液中の酵素の遺伝子の異常によって起きることが日本の研究者によって明らかにされました。
▲膵臓を作るもとになる遺伝子発見
体に膵臓(すいぞう)を作るきっかけとなる働きを持つ遺伝子が日本の研究者によって発見されました。この遺伝子を利用して人工的にインスリンを分泌できる細胞を作ることができれば糖尿病の再生治療への道が開けます。
▲人工たんぱく質
機能を持つたんぱく質である酵素を無意味なアミノ酸のつながりを「進化」させて作り出すことに成功しました。将来の工業的利用が期待されます。
▲Mowton SPECIAL「探査機ボイジャー 25歳おめでとう」
現在、太陽系の果てはどうなっているのかを調べるために宇宙空間を飛行中のボイジャー1号と2号が25歳の誕生日を迎えます。未知の異星人へのメッセージを収録したレコードを搭載したこの二つの衛星の性能やこれまでの活躍とこれからの役目について解説します。 | | |
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