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2003年06月28日更新
Chapter 6 科学温故知新「早川徳次(はやかわ・のりつぐ)」
1881年に山梨県で生まれた早川のりつぐは早くから鉄道事業を志し、33歳のこり視察で訪れたロンドンの地下鉄網における充実ぶりに大きく影響を受けた。
1年間の地下鉄研究の後、日本において初めての地下鉄を上野−浅草間で開業した。当時としては画期的な自動改札機を駅構内に設置したり、車両には自動ドアや自動列車停止装置などを装備する世界でも最も優れた鉄道設備を日本に導入した地下鉄の礎を築いた人物となったが、ライバル会社との経営権抗争に敗れ不遇の晩年を送った。 ●関連サイト |