ヴォイニッチの科学書 |
2010年 02月06日更新 | ▼カンピロバクター食中毒が増加中
日本では細菌が原因となる食中毒は年々減少していますが、カンピロバクターが原因となる食中毒は増加し、2003年以降は細菌性食中毒のなかで最も多い原因物質となっています。このたび、国内で流通している鶏肉の8〜10割がカンピロバクターに汚染されていることが確認されました。カンピロバクター食中毒は保健所に届け出られないケースが非常に多いため、正確な患者数は把握できていませんが、年間のべ約150万人がこの菌が原因の食中毒になっているものと推定されます。 | | |
| |
|
2010年 01月30日更新 | ▼2010年の科学界 | | |
| |
|
2010年 01月23日更新 | ▼アルツハイマー病と癌は互いに避け合う
米ワシントン大学医学部の研究で癌になったことのある人はアルツハイマー病になりにくく、逆にアルツハイマー病の人は癌になるリスクが低いことが示されました。
本編有料版は「Chapter 274 生命科学に関する最新の話題を盛り合わせ」 | | |
| |
|
2010年 01月16日更新 | ▼鉄が花を青くする
サントリーフラワーズの青いバラは遺伝子組み換えによって作り出されましたが、青い花を作り出す新しい方法につながるかもしれない発見です。
有料版本編は「Chapter 273 レスベラトロール」です。 | | |
| |
|
2010年 01月09日更新 | ▼人工視覚システムの臨床試験
メガネにCCDカメラを取り付け、その映像を電気信号に変換して視神経を刺激することによって、失われた視力を回復させるのが目的です。この方法で指の本数がわかる程度の視力が得られるそうです。
有料版本編は Chapter 272 最近発見された生物 | | |
| |
|
2010年 01月02日更新 | ▼なぜジャイアントパンダは肉食動物なのに竹を主食にするのか
ジャイアントパンダは熊ですので、もともと肉食ですが、なぜ今は笹ばかり食べるのでしょうか。パンダの遺伝子を解析した結果、パンダは進化の過程で肉のうまみを感じる能力を失っていることがわかりました。そのため、肉を食べてもおいしくないので肉を食べなくなったのではないかと推測されています。
有料版本編は Chapter 271 2010年はリンの貴重さに思いをはせる年にしましょう | | |
| |
|
2009年 12月26日更新 | Chapter-270
ヴォイニッチの科学書で振り返る2009年科学の話題 後編
▼4本脚で歩く大型の恐竜は曲がるときに後ろ脚が前脚より内側を通る「内輪差」ができることを、林原自然科学博物館(岡山市)の石垣忍・副館長らが突き止めました。このことは前輪でかじ取りをする車のように、主に恐竜も前脚でかじ取りをしていたことを示しています。 | | |
| |
|
2009年 12月19日更新 | ▼火星から飛んできた隕石の生物らしいもの
13年前、火星に生命が存在したかどうかの論争に火をつけた隕石には、やはり生命の痕跡があるとする新証拠をNASAが発表しました。 | | |
| |
|
2009年 12月12日更新 | ▼PTSDの発症には遺伝や環境などの因子も影響する
心的外傷後ストレス障害(PTSD)はかつて、衝撃的な経験が原因となる精神障害と考えられていましたが、最近の研究では遺伝的な要因も関与することが明らかになってきました。神経細胞で情報を伝達する化学物質のやりとりに関わっているセロトニン・トランスポーターというタンパク質の遺伝のパターンは大きく3つに分けることができ、もっともPTSDになりやすい遺伝子型と最もなりにくい遺伝子型の人を比べた場合、発症率は2倍以上異なっていたということです。 | | |
| |
|
2009年 12月05日更新 | ▼ブタゲノム塩基配列の概要解読が完了
農業生物資源研究所と農林水産先端技術産業振興センター・農林水産先端技術研究所が共同で参加している国際ブタゲノムシーケンシングコンソーシアムは、ブタ全ゲノム塩基配列の概要解読を完了しました。ブタの全ゲノムは約27億塩基対からなりますが、今回の概要解読によりその約98%が明らかにされました。 | | |
| |
|
>>次へ |