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2006年09月16日更新
Chapter-127 冥王星
冥王星は1930年にアメリカの天文学者クライド・ウィリアム・トンボーによって発見されました。アメリカ人が発見した唯一の惑星でした。当時は観測技術が現在よりも未熟だったために当時天体観測に使われ始めたばかりの写真技術によってやっと発見できるぎりぎりの大きさでした。ところが、近年観測技術が進歩して、より小さくて暗い天体も見つけることができるようになると、冥王星の軌道周辺には似たような小さな天体が1000個以上も見つかり、さらには直径2400キロメートルで冥王星よりも大きな天体も2005年7月に見つかってしまいました。そしてこれらの天体をひとまとめにして、冥王星も含めて海王星外天体と呼ばれるようになってしまいました。これまでエッジワース・カイパーベルト天体と呼ばれた冥王星周辺の小天体も表現上海王星外天体に含まれます。 ●関連サイト
■http://obio.c-studio.net/science/127.htm |